実の里 / ポークカレー

早稲田通りにある有名タイチェーン店「ティーヌン」の隣にあると言えば分かりやすいかもしれない。ミャンマー(ビルマ)家庭料理、しかも少数民族「カチン族」の料理を提供してくれる「実の里(みのり)」というお店。

 

高田馬場近辺は、インド・ネパールを始めエスニックの店が多いのだけど、なぜかミャンマー料理のお店が多い。何店舗か入ったことがあるのだけど、今回久々にトライしてみた。

 

お店のメニューに「ポークカレー(680円)」があったので、店内へ。やさしい笑顔のおばちゃんが迎えてくれた。メニューには当然ミャンマー料理がたくさんあるのだけど、初めからカレーと決めているので、そのあたりの紹介は割愛。

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以前別のミャンマー料理店でカレーを食べたこともあるが、ポークカレーが主流のよう。そして共通しているのはポテトがメインの具であること。味はほどよいスパイシーさの中にもにも甘みがあって、とろみもある。日本で一般的なカレーライスにすごく近いと感じた。

 

ミャンマー料理は油を多用するがその中でもカチン料理は油をあまり使わないという、のだが、割と油は多めに感じた。カレーの甘さも油の風味が影響している気がする。

 

また、一緒についているサラダはごく普通だけど、スープは中華料理に出てくるような塩味のさっぱりしたスープだった。ミャンマーは地理的に言うと西がインド、東が中国という位置にあるが、そういった影響もありいろんな要素のある料理なのかな。

 

ミャンマー料理として本格的かどうかは自分の経験が少ないので判断しようがないけれど(笑)、スパイシーなカレーと違う優しいカレーを堪能できた。しかも680円という値段はとってもリーズナブル。興味がある人はぜひぜひトライしてみてください。

 

ごちそーさまでした!

 

うどん / 季節の夜かれー

五反田にある、「うどん」という変わった名前のお店。カレー好きの間では有名店で、スープカレーがメインとなっている。行ったことはない人にはぜひ食べてみてほしい、個人的もおすすめのお店。

 

スープカレーといっても、いわゆる札幌発祥とされるスープカレーではなくて完全にオリジナルの味を追求している。スープカレーのメニュー全般に言えるのだけど、スープの中にバジルがふんだんに使われているのと、油は結構多めに見えるのだが、見た目以上に後味がすっきりあっさりしているのがポイントだ。(油少ないのかな?)

 

初めての人には入門メニューとして「ばじるぽーく」でお店の基本の味を楽しむことをオススメする。欧風カレーのメニューもおいしいけど、まずはスープカレー!何回か通うようになったら、少し値段的には高くなるが「季節の夜カレー」(1,000円)やトッピングを楽しむのが通(?)である。

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今回は「季節の夜かれー(夏)」をセレクト。ベースのスープカレーに、トマト、ナス、ピーマン、鳥もも肉が入っている。まずうれしいのが「野菜がウマイ」こと。トマトなんかすごく甘くて、どこのトマトを使っているのだろう?野菜は炒めているだけなのか、素揚げしているのか気になるところ・・。カウンター越しに覗いてもよくわからない。聞いたら教えてくれるかな。。

 

スープとご飯は別々に食べる。これがおすすめの食べ方とお店でも謳っている。たしかにスープをライスにかけてしまうとカレーリゾットっぽくなってしまうので、単独で口に入れたほうが旨い。好みもあるとは思うけど、まずはぜひカレーのみで食べてほしい。

 

  初めてのひとは、お店のWebサイトをチェックしてからをおすすめする。かなりカラフル?なので、職場で見るのは気を付けて(笑)。店主のおじさんはほぼ一人で切り盛りしてて忙しそうで愛想もよくはない(ゴメンナサイ)けど、これを見るといい人そうな気がする。

 

『かれーの店 うどん』
http://www18.ocn.ne.jp/~c.udon/

 

ごちそーさまでした!

 

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↑カウンターに置いてあるメニュー

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↑店の外観

エチオピア 高田馬場店/チキンカリー

神保町に本店を構える有名店で、高田馬場にある支店である。仕事の都合上こちらのほうが近くてよく来ている。味は、たぶん基本的に神保町と同じ、、はず。(神保町店でしばらく食べていないので記憶が定かではない)

 

定番メニューであり、一番好きなチキンカリー(880円・税込)をチョイス。(スパイスカレーの店としてはめずらしくビーフカレーもある)

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辛さは一般的な中辛くらいである「1倍」を選ぶ。辛さは0倍~70倍まであるのだけど、そんな辛いの食べたら確実に口が痛くなりそうだ。。僕は辛さには強くないので普通でいいのです。

 

店内にも書いてあるようにたくさんのスパイスが使われていて、独特かつ複雑な風味を醸し出している。「本格派カレー」ではあるのだけど、インド・ネパールのカレーとも違う、かといって欧風とも全然違う、すごくオリジナリティの高いカレーである。

 

たぶんスパイスカレーを食べ慣れていない人には、一発で気に入る味ではないような気がする(って、自分がそうだっただけなんだけど)。スパイスカレーを出す店でも基本的にカレーって「分かりやすい味」に作られているのだけど、エチオピアのカレーは風味が「前面に出てこない」というか、理解するまで少し時間がかかるのである。

 

スパイスの風味が複雑に絡まっていて、いわゆる「カレーライス」のつもりで食べると違和感を感じてしまう。偉そうに言うと、玄人好みというか、大人の味というか。最初は自分もそこまでではなかったものの、何回か通うとハマってしまうから不思議だ。

 

…と、ここまでダラダラ書いてきたが、オススメです(おい)。唯一の問題はそこまでCPが良くないことだろうか。一番安くても880円、エビカレーなどのメニューは1,000円を超えてしまう。スパイスなどでコストはかかっているのだろうけど、どうしてもカレーで1,000円を超えちゃうと手を出しづらくはなる。

 

でもときどき贅沢を味わいたくなるときにくるのだ。自分へのご褒美として。未体験の人はぜひ一度味わってみてほしい。

 

ごちそーさまでした!

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↑メニュー

 

キッチン南海 早稲田店 / カツカレー

都内に多数の支店を持つ「キッチン南海」。東京メトロの早稲田駅から歩くこと数分、早稲田大学キャンパス近くに早稲田店はある。

 

ネットで検索しても特に公式のWebサイトはないらしい。低価格でボリュームのある定食を提供してくれる、昔からのファンも多いお店。各支店で味は共通しているのかは不明。あとは神保町店(本店?)くらいしか行ったことがないので比較材料がないです。

 

さて、今回いただいたのは定食屋の王道「カツカレー」。メニューにはチキンもあるが、ポークカツのほうで640円。

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濃厚なカレー、そしてキャベツに真っ赤な福神漬けに味噌汁付きである。盛り付けとしては金沢カレーに近いのかな。黒いカレーだったりそこまでどろっとしているわけではないが、甘みとスパイシーさがガツンとくるパンチの利いた味もそんなような気がする。

 

カレーにはスライスした玉ねぎと豚バラ肉が溶け込んでいる。いわゆる昔ながらの「カレーライス」。安心の味。この味このボリュームで640円はかなりコストパフォーマンスが高い!職場が近かったらもっと通ってしまう。ちなみにお店のマスター、昔から変わらない気がするけど、どうなんだろう。。やさしい笑顔でお客を迎えてくれるマスター。また食べに来るね。

 

ちなみにメニューには「上カツカレー」という品があり、850円とのこと。こっちでも十分安いとは思うけど、カツに良い肉使っているのかな。元の価格設定が安いから期待してしまう。またそのうちのお楽しみということにしておこう。

 

ごちそうさまでした!

 

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店内カウンターに貼ってあるメニュー。年季が入っている。

からかうあ / 大山鶏ホルモンカレー

牛込神楽坂から歩いて数分のところにある、ハワイアンのゆったりとしたお気に入りの空間がある。「からかうあ」という店の名前だが、こちらはハワイの歴史上に実在するある王様、カラカウア王の名前から取っていて、「辛い」という言葉とかけているらしい。

 

ランチタイムしか訪問したことがないのだけれど、日替わりのメニューは手書きで貼り出されていて温かい雰囲気作りに一役買っている。種類も豊富で、いろいろ迷ってしまう。お酒のメニューでは焼酎が豊富で、おつまみメニューもたくさんある。夜も一度来てみたいなあ。

 

さて、今回選んだのは「大山鶏ホルモンカレー」(950円)。

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入っている主な具は、ヤングコーン、しめじ、えのきだけ、にんじん、玉ねぎ(スライス/きざみ)、水菜、絹ごし豆腐、そしてホルモン。

 

まずは一口、トマトのさわやかな酸味とカルダモン、そしてさまざまな具やダシの香りが鼻を抜けて、それだけで幸せな気分になる。こちらのお店はさらさらカレーなのだけれど、よくあるスープカレーとは一味違い、カレー自体が本当においしい。スープカレー屋というのは、大きな具でアピールして味は無難、という店が多い(ゴメンナサイ)けど、純粋に「カレー」として完成されている。

 

そして主役であるホルモンも美味しい。これは鶏のレバーなのかな?香りはレバーのようだけれど。臭みもなく、カレーによくなじんでいる。想像以上にカレーと合うかも。またこの店のメニューで全般的に豆腐が入っているのが特徴で、具の下の方に隠れている。本格的なスパイスカレーなんだけど、「和」の空気も味わえる。だけど店内はハワイアンというちょっと不思議なお店。

 

辛さも10段階で選べるので、辛いのが好きな人にもおすすめ。何よりマスターと奥さんの柔らかい雰囲気に癒される、そんな空間です。

 

店名:からかうあ
住所:東京都新宿区納戸町16-5
最寄駅: 牛込神楽坂(徒歩5分ほど)

 

ALASKA / カレーバイキング(1,000円)

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ちょっとお仕事で築地方面へ。あまり知られていないが、築地市場駅の朝日新聞社本社ビルのロビーに社外の人も入れるレストランがある。そのレストラン「ALASKA」で月曜日限定でカレーバイキングがあるとのことで、気になってしまったので来訪。

 

バイキングといっても、カレーの種類はポークカレーとシーフードカレーのみ。そしてハヤシがあるというシンプルな構成。ライスは白米と十五穀米が選べる。そしてサラダ、ソフトドリンクもついて1,000円はけっこうリーズナブルなのではないだろうか。

 

ポークカレーとシーフードカレーともに、具材はカレーに溶け込んでいるのか具があまりないが、旨味の凝縮されたスタンダードな欧風レストランカレーである。テーブルには薬味がらっきょうと漬物(しば漬け風)と用意され、ちょっと家庭っぽさも醸し出している。

 

一皿目はポークとシーフード、そして二皿目はハヤシもいただいた。トマトが濃厚なハヤシも美味である。1,000円でたらふく食えて、満足。この後の打ち合わせでめちゃくちゃ眠かったのはいうまでもない。。

 

ごちそうさまでした!

 

ヤミツキカリー / ゴーヤとベーコンEGGのにがうまカリー(700円)

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高田馬場駅と早稲田駅のちょうど中間地点くらいだろうか、早稲田通りから脇道に入ったところに「ヤミツキカリー早稲田店」はある。豊富なメニューの中から、その日の日替わりで3品が700円で提供される(ミニサラダ付き)というリーズナブルな価格で人気である。価格面でとても魅力的なので、学生も多い。

 

このお店はよく来るので大体のメニューは食べているのだけど、今回のメニューはレギュラーメニューにはない、期間限定のものらしい。ゴーヤカレーはよく聞くが食べたことがなかったのでトライしてみた。

 

ゴーヤの苦みがどのような雰囲気になるのかと思ったが、店の特色でもあるココナッツベースのカレーによく合う、爽やかなカレーに仕上がっていてとてもおいしい。ゴーヤのスライスがけっこうたくさん入っているけど、苦みも全然気にならず、スプーンが進む進む。時折入ってくるベーコンと半熟なたまごが全体にまろやかさを与えていて非常にバランスのいいカレーだ。

 

店内はあかるくて、女性も入りやすい。アジアンカレーと銘打っているものの、全般的にココナッツミルクを多めに入れたタイカレー風の創作カレーが楽しめるのでおすすめである。

 

ごちそーさまでした!