ターカリー / カツカレー(900円⇒850円)

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牛込柳町から徒歩2,3分、外苑東通り沿いにある「ターカリー」という看板が以前より気になっていて、今回初来訪。中へ入ってみると、まんがと週刊誌が棚においてある、昔の喫茶店風な雰囲気。といっても昔ながら…という感じでもなく、明るい店内。

 

外の看板に「カレー&パスタ」にあるように、カレーライスとスパゲッティのメニューが中心の店である。カレーのメニューにはビーフカレー、インデラカレー(激辛)、中辛カレー、カツカレー、シーフードカレーなど、さまざま。パスタのメニューについては省略(笑)。

 

何にしようかなと考えていると、店員さん(店長さん?)が「今日はカツカレーとミートソースが50円引きですよ」と声をかけてくれた。どうやら日替わりで値引きのメニューがあるらしい。とくれば、迷わずカツカレーである。

 

もとの値段が900円なので、850円。最初にミニサラダが来て、ドリンクが付くという。ドリンクは紅茶ということで、特に選択肢はないらしい(HotかColdを選択)。注文から待つこと10~15分くらいだろうか。なかなか来ない。自分のほかに客は一人しかいないのだけれど・・。

 

カレーは、欧風カレーがベースである。カツは衣が妙に厚めのボリュームがあり存在感を醸し出す。玉ねぎの甘みのよく出た、とろみのあるまったりカレーだ。カフェカレーの雰囲気もありつつ、家庭的な香りもするカレーである。少し塩分が強いだろうか、最初は甘みがあるかなと思いつつ食べていくとだんだん口の中がしょっぱくなってきてしまった。おいしいのだけれど、かなり濃厚。ライス大盛りとかにしたほうがちょうどいいかもしれない。

 

食べ進めると、牛すじカレーなどにあるようなに煮こごりのようなものが口に飛び込んできた。なんだろうこれは??わからないけど口の中を和らげてくれる。ちょっとほっこり。食後の紅茶をいただき、店を後にした。

 

「インデラカレー」、気になるなぁ。本場インド人の職人直伝とのことだけど。「激辛」というのが怖いけど、今度来店したときに挑戦してみよう。

 

ごちそうさまでした!

 

東京ドミニカ / スープカレー(1,200円)

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新宿三丁目駅にすぐにあるスープカレー専門店「東京ドミニカ」に今回初めて来訪。駅のすぐ近くにある細いビルのB1にあるのだけど、ちょっと入口がわかりづらいかもしれない。

 

メニューは色々あるのだけど、スタンダードなスープカレーをオーダー。下記のようにスープ・具・辛さをそれぞれ選択し、1,200円(税込)という価格である。

(1)スープ(黄・赤・黒・白・濃黄)

(2)メインの具を選ぶ(ポーク・骨付きチキン・骨なしチキン・野菜)

(3)辛さを選択(10段階)

 

スープは「東京ドミニカの原点」とある「黄」、具はスープカレーでも王道な具である「骨付きチキン」を、そして辛さは「5」を選択(メニューには「辛さ5からピッキーヌを使用」と記載あり)。

 

もともと入っている野菜はナス、にんじん、ヤングコーン、ごぼう、カボチャ、フライドポテト。基本的には全部素揚げのようだ。そしてゆで卵、前述の骨付きチキン、水菜が合わさり、カレーを彩っている。そしてライスはターメリックライスが使用されている。

 

野菜や肉はサイズが大きくゴロゴロと入っていて、いわゆるスープカレーの王道をいっている。女性が好みそうなトッピング。メインの具で「野菜」を選択したらどれだけ入っているのだろう(笑)ポテトがいわゆるファストフードのフライドポテトのようになっていて(けっこう大きめ)、スープカレーとの絡み的にちょっと「?」。スープに浸かることでカリカリ感がなくなってしまうので、ちょっと惜しい感じがする。

 

そして肝心のスープ。名前の通り「黄色」が強い。全体にゴマと、おそらくバジルが入っていて、香りづけに使用されているようだ。一口食べてみると、うん、うまい、あれ?・・・けっこう辛いぞ(汗)おいしいのだけれど、汗がダラダラ出てくる。 

 

メニューにあった「ピッキーヌ」とはなんぞや?ということでネットで調べてみるとやはり唐辛子のことで、タイにあるポピュラーな唐辛子の一種とのこと。直訳すると「ネズミの糞」という意味らしい。(正確に調べたわけではない)

 

個人的に激辛を食べられるほどの辛さ好きではないので、このレベルでも辛さを強く感じ、何よりも唐辛子の味が強くてほかのスパイスの風味や香りがあまり感じられなくなってしまった。

 

辛さのこともあり、具とスープの絡みについてもあまりマッチしているように思えず、残念。入門者は辛さの設定を低くしたほうが、スープの味と野菜の味をそれぞれ余裕をもって味わえる気がする。辛さが得意でない人はご注意を。

 

王道のスープカレーという印象で適正な辛さを選択すれば美味しくいただけるけど、新宿とはいえ1,200円というのは少し強気な価格設定というのが正直なところ。まあランチタイムは安いメニューもあるようなので、ランチではそちらが主力なのだろう。

 

ちなみに無料メールサービスに登録すると200円引きとあったので試したところ、メールアドレスが存在しないというエラーが返ってきて、レジで伝えたところ値引きしてもらえた。検索してヒットした恐らくオフィシャルと思われるWebサイトも、クリックすると真っ白な画面のみで内容が表示されず・・・大丈夫だろうか。(笑)

 

お店の概要は食べログなどのレビューサイトを見るしかないのでそちらをご参照ということで!

 

ごちそうさまでした~。

般゜若 下北沢店 / 特別なカツカレー(1,575円)

カレーファンの間では有名な、タレント・松尾貴史さんプロデュースのお店。前から気になっていてようやくの初来訪。般゜若と書いて「パンニャ」と読む。

http://www.pannya.jp/

 

選んだのは「特別なカツカレー」。値段を見ると、1,575円(税込)。うっ、ちょっと高い…。と正直思ってしまったけど、オススメと書かれていて頼まないわけにはいかない。勇気を出して、「カツカレーください」と注文だ。

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「今までで一番旨いカツカレーに出会ってしまったかもしれない」。それが一口食べたときに頭に浮かんだワンフレーズ。薄くスライスされた豚肉がまとっている衣も薄めで、一見するとハムカツのようである。しかしこのカツが絶品で、一口かみしめた瞬間、肉の深い旨みが拡がってゆくのである。カツカレーに限らず、こんなトンカツいままで食べたことないぞ。

 

メニューにある説明では、「『中勢似』のMr.ドライエイジング加藤の、熟成豚肉を使用した、パンニャの特別なカツカレーです」とある。中勢似とは、熟成肉の専門店で色々な有名店に肉を卸しているらしい。

 

カツのインパクトに気を取られてしまいそうになるが、カレーライス自体もなかなか良い。雑穀米(押し麦ご飯?)のライスにはキャベツのマリネ、千切り(コールスロー風)、トマトのチャツネが乗っている。カレーはサラサラとしたスープ状で、粗くみじん切りされた玉ねぎの優しい甘みと、カルダモンのアクセントが印象的。そして具の中には昆布が入っていた。昆布出汁を使っているのかー。これは作る側としても参考になる。

 

全体としては程よい辛さが拡がる爽やかな味わいで、カツとも非常によく合う。ふつうカツカレーってドロドロしたカレーに脂っこいカツが加わって濃厚なメニューだけど、いままで食べてきたものとは全く違う新しいカツカレーを存分に楽しめた。1,575円という値段はカレーとしては高い価格設定で必ずしもCPが高いとは言えないが、一度はぜひ食べてみてほしい一品だ。

 

ごちそうさまでした!

カレ衛もん / カレーつけ麺(790円)

高田馬場~早稲田界隈でカレーを語る上で欠かせないのが、カレ衛もん。高田馬場から早稲田通りを早稲田方面に歩き、TSUTAYAがある角を左に曲がると神田川の手前にその店はある。

 

ジャンルとしては、インドカレーやエスニックカレーなどではなく、王道の「カレーライス」。家庭のカレーの延長というか、まかないカレー風とでも言おうか、誰でも食べやすいカレーを提供してくれる。

 

「クラシックカレー」としてチキンカレーなどベーシックなものを500円~の金額で食べられるのに加え、名物の「チャレーライス」、「かつ煮込みカレー」など、様々な創作カレーを楽しめる。

 

そして、今回いただいたのは「カレーつけ麺」。

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前からメニューにはあったようだけど、手を出したことはなかった。この手のメニューは奇をてらったパターンが多く、中途半端メニューで期待外れに終わってしまうことが多いからだ。今回はネタの引き出しを増やすくらいの軽い気持ちで注文したのだった。

 

ところが、麺をカレーに付けて食べた瞬間、そんな先入観は吹き飛ばされる。ちゃんとカレーなのだ。そして、ちゃんとつけ麺なのだ。何を言っているか分からないかもしれないが(笑)、カレーとしてもつけ麺としても成立していると言いたいのである。

 

カレーは単体でももちろん旨い。元々サラサラ系のカレーなのだが、それにダシが加えられ、椎茸やゴマなどのアクセントが入りちょっと和風な雰囲気を醸し出しつつ、スパイス感が損なわれていない。これ、そのままスープカレーと言われて出されてもそのままイケる。辛さは中程度。ほどよく辛くて、香りが気持ちよく口に拡がる。

 

そして麺と一緒に口に入れるとこれがまたすごく合うのである。唯一惜しいのは、麺のコシがちょっと少なかったことか。でもカレー屋であることを考えると、十分及第点。カレーが旨いから良しとしよう。

 

また写真にはないけど、〆にライスも付く。結局、カレーはライスで食べたくなるんだよね(笑)つけ麺とカレーライスを両方楽しめる。絶品メニューなのでした。

 

ごちそうさまでした!

 

モンスナック(新宿三丁目) / チキンカレー

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新宿三丁目、紀伊国屋ビルのB1にある昭和39年からあるという老舗のカレー屋。仕事で近くに寄ったため初訪問。

 

その店は、地下鉄からであれば地上に出なくとも入れる便利な立地にある。有名な店らしく紹介された雑誌が貼り出されたりしているが、今回初めて来訪。「元祖サラサラカレー」「元祖スープカレー」などと評価されているようだ。

 

終日複数のカレーを割引で提供しているらしく、今回注文のチキンカレーは650円⇒550円という値段。おお、安い。自分の中ではチキンカレーが基本という認識なので、迷った時はとりあえずチキンを選択。

 

カレーが出てくる。お~、話には聞いていたが、ほんとにサラサラ、シャバシャバである。カレーの中には手羽元が2本。チキンカレーといっても、手羽元が入っているのは珍しい。そして食べづらい(笑)

 

あえて形容するなら、ミネストローネのような(といっても具はほとんど入っていない)トマトの風味を感じるスープにスパイスを

足した感じとでも言おうか。なんだか懐かしいような、でもオリジナリティのあふれるカレー。通な食べ方(?)はスープにご飯を浸して食べることという。米が水分多めなのは少々気になったけどね。サラサラのカレーと日本米(だと思う)の組み合わせはあまりよろしくないと思うんだけどなぁ。

 

スパイスはどのくらい使っているのかわからないけど、シンプルで分かりやすい味。札幌発祥のスープカレーとはまったく違うカレーなので、その辺りは注意。カウンターのみだから女性も入りづらいしね。サラリーマンの栄養補給元、といった感じかな。これを食べて、今日も仕事を頑張るぞ、と。

 

 

ごちそうさまでした!

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グリコ / カレー職人 インド風カレー(中辛)

おすすめ度:☆☆

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パッケージ写真。"NEW"とあるので、新発売なんだね。

 

近所のスーパーで買い物中、とあるレトルトカレーが目に留まる。

 

グリコから発売されている「カレー職人」シリーズ。記憶が正しければ3つで247円でセットで購入。1個あたり80円強。うーん、安い。100円ショップでレトルトカレーも売っているが、さらにお買い得な金額。今回はその中の「インド風カレー チキンバターマサラ」を食べてみた。

 

カレー皿に移し、レンジで2分。香りはよい。肝心の味だが、かなりサラサラしていて、コクがない。ちょっと水っぽいカレーである。チキンバターマサラと銘打っているが、入っている具は、小さ目のチキンが申し訳程度に入っている感じだ。味も薄めである。

 

まあ100円未満で食べられるのだから、期待しないほうが良いということだね。でもレトルトカレーは200~300円の商品も多いので、この値段ならある意味CPは高いのかもしれない。学生のときだったらむしろたくさん買ってストックするだろうな。「インド風」を楽しむ意味ではいい商品だと思う。具を足して、何種類かスパイスを混ぜたらおいしくなるかも(笑)

 

【データ】

メーカー:江崎グリコ

容量:200g

値段:不明(3つで247円)

カロリー:117kcal

 

ごちそうさまでした!

 

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ローソン / ろーそん亭 あいがけ神代カレー

我が家から徒歩数秒のところにあるコンビニ、ローソン。終電での帰り道、腹が減ったので深夜だけど何か食い物…と思いふらっと寄ってみたところ、「ろーそん亭」シリーズの「あいがけ 神代カレー」なるものを発見。ローソンの「東北応援!キャンペーン」の商品の1つのようだ(キャンペーン期間:2012.3.6~3.19)。値段は498円(税込)。

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神代カレー(じんだいカレー)は、秋田県仙北市周辺で販売されている合掛けのカレーライス(Wikipediaより)。神代地区で町おこしの一環として販売されていて、「B-1グランプリ」にも出場しているようだ(受賞歴は特にない)。

 

さて、肝心のカレーだが。「あいがけ」という名前の通り2種類のカレーが入っている。和風だしに魚肉ソーセージやエリンギが入ったカレーと、デミグラスソースベースに豚バラ肉が入った欧風カレーのコンビネーションだ。半熟たまごが入っているのも神代カレーの特徴らしい。

 

前者はいわゆる懐かしい昭和の雰囲気漂うまろやかでとろみのあるカレーで、おばあちゃんのカレー、といった味。ウスターソース?らしきものがかかっている。それに対し、後者は現代のお母さんのカレーで、市販のカレールウに豚肉を入れたスタンダードな家庭的な味だ。

 

うむ、悪くない。悪くないのだが、どちらも甘い(笑)それに加えて半熟たまごでさらに甘くなり、スパイシーな風味は期待できないので、あしからず。ノスタルジーに浸り、ほっこりまったりしたいときにはちょうどいいかもしれない。深夜に食べたこともあり、胃に優しそうなのは高ポイント。

 

いつも思うけど、「ろーそん亭」って、全般的に価格設定高いよね。買うのにはちょっと思い切りが必要です。

 

ごちそうさまでした!

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左側が「お婆ちゃんカレー」、右側が「お母さんカレー」。別の器に半熟卵が入っている。

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半熟卵を乗せた状態。まったりほっこりカレーの完成。