zoomから出るMS-50Gが気になる

f:id:currynaru:20120815130056j:plain

http://www.zoom.co.jp/products/ms-50g/

 

久々にキタ!という感じ。


元々は同じくzoomのマルチエフェクターであるG3/G3Xが気になっていてユーザーの評価などの情報を追っかけていたのだけど、そしたら今日公式にMS-50Gが「マルチ・ストンプ」という新しいカテゴリーを打ち出す形で発表されていた。今年のNAMM showで発表されていたんだね。全然知らなかった。

 

このコンパクト・ペダルのサイズに47種のエフェクトと8種のアンプ・モデリングが用意され、6つまで同時使用可能。そしてパッチは50個までメモリ可能。(詳しいスペックや説明はメーカーサイトを見てくださいね)

 

コンパクトのペダルのみでしばらくやっているとベダルボード全体の重量や経済的な問題でマルチに移行してみたり、マルチだと音やユーザビリティーに不満を抱えることになりコンパクト派に戻ったり・・・を行ったり来たり。そういうギタリストの人は多いんじゃないでしょうか。

 

こだわりやポリシーを持ってペダルボードを組んでいる人もたくさんいると思うけど、自分はもう「どれだけ重量を減らせるか」に焦点が行き(笑)、ここ数年はマルチではzoomのG2やBOSSのME-20、コンパクトでは2~3個のペダルで最小限に抑えるというのが続いていた。

 

マルチエフェクターのモデリングがどんなに進化しても変わらないギタリストの悩みは、結局のところ「歪みは好きなペダルを別で使いたい」ということ。そうなると、マルチを使っていても結局は歪みペダルを別で用意するので、どうやっても「マルチ+歪みペダル」という構成になる。ワウも単独で使いたい場合、さらに1つ追加になる。

 

そうなるとせっかくマルチ使っても結果的に重くなってしまうんだよねー、というのがジレンマになってました。「マルチは空間系のみを使えればいい」「マルチを使うにしろそんなにエフェクト数いらない」という人にとっては、この製品はぴったりハマる気がします。というかMS-50Gは歪みも入っているので、そのクオリティによってはこれ1つで全てまかなえてしまうのか・・。こういう製品が出るといつも思うけど、すげー時代になったという感じ。 

 

価格もメーカー希望小売価格で¥10,500円(税込)なので、実売価格は¥9,000くらいかな?お財布にも優しいし、ダメ元で買っても全然遊べる気がする。ネーミングからしても、そのうちベース用で「MS-50B」というのが出るんでしょうね。

 

さすがはzoom、プレーヤーのツボを心得ている。近年、日本のメーカーのものづくりにについては色々ダメ出しされているけど、そんなことはない!素晴らしい製品の予感。これは買いですね。もしかしたらこれを経由してG3/G3Xを購入する人もいるかもね。

 

どうでもいいけど初めてギタリストらしいエントリを書いた(笑)。これからはカレー以外でもちょいちょい書いていくか。。